令和8年4月5日 神弓祭

先日、4月5日に『神弓祭(しんきゅうさい)』が斎行されました。
当日はとても良い気候に恵まれ、過ごしやすい気温の中、宮座座員の御奉仕によって執り行われました。

~神弓祭とは~
神弓祭とは神前で弓を引き的を射る祭です。
弓矢は日本古来より、神聖で霊的威力を持つものと信じられており、その力で悪魔を祓ったり、不作を占ったりしようとした神事になります。
昔は矢の一本一本を農作物の種類になぞらえて、的から外れたものは不作と判断していたそうです。

見どころ① ~矢を射る~
弓を射るのは昨年上座に上がった座員と、今年上座に上がる座員の2人で古式作法に従い弓を放ちます。

お2人ともとても練習されたそうで、当日の朝もギリギリまで調整をされていました。本番では見事に的を射止め、周りの皆さんからは笑顔や安堵の表情が見られました☺


見どころ② ~古式作法~
やはり的を射るシーンが印象的な神弓祭ですが、射るまでの古式作法に沿った動作も魅力的です。
二本の矢を各々3回ずつ放たれた後、二本の矢を手に持った状態で、砂山の横に置かれた鏑矢(かぶらや)を取る作法がかなり難しいとのこと。しかしお2人とも息を合わせ綺麗な作法を披露していただきました。 また神弓祭後には宮座督殿(こどの)の交代の儀式である、御神扉の「御鍵渡し」が執り行われました。督殿百十一代様、1年間お疲れ様でございました。