令和3年8月31日 八朔祭お千度

8月31日午後8時より、「八朔祭(はっさくさい)-お千度(せんど)-」を斎行しました。

二百十日の時期である八月の朔日(旧暦の八月一日)に、五穀豊穣と天災除けを祈願する祭事です。参列者が御本殿のまわりをゆっくりと3周歩く「お千度まいり」を行います。

本来、祭事に続き「鉄扇音頭・踊り(京都市無形民俗文化財指定行事)」の奉納を一乗寺郷土芸能保存会の皆さんによって行っていただくのですが、昨年に続き本年もコロナ禍の為、中止となりました。

鉄扇音頭とは、京都洛北地域一帯に残る江戸中期起源の盆踊りあり、楽器等を使わず、音頭取りの唄に合わせ、踊り手がゆったりと踊ることが特徴です。

この地域が誇る伝統行事を2年続けて行えなかったことは、保存・継承において大変な痛手ではありますが、次年度以降に向けて関係者と連携し活動を進めていきたいと思います。