令和7年3月2日 弥生祭(草餅御供祭)

3月2日午前10時より、弥生祭(草餅御供祭)並びに祈年祭を斎行しました。

(例年3月3日の桃の節句に行っておりましたが、今年から3月第一日曜日になりました。)

桃の節句(上巳の節句)をお祝いする「弥生祭(草餅御供祭)」とあわせ、春の耕作始めにあたり五穀豊穣を祈る「祈年祭(きねんさい、としごいのまつり)」を例年3月3日に執り行っています。
当日は朝から、年間祭事に奉仕する宮座の上5名によって、蓬(よもぎ)の団子を臼と杵でつき、伸ばして木型を使って菱形に切り、五段重ねの草餅(菱餅)が作られました。
蓬にはその香りから邪気祓い、菱形には繁殖力の強いひしの実をかたどることで子孫繁栄、長寿のいわれがあります。こちらの草餅を本社、皇大神宮社、各末社にお供えし、祭典をめでたくお納めしました。

小雨ではありました寒さが和らぎ春を感じる中での神事となりました。