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神弓祭の斎行後、神前にて、宮座の督殿引継ぎの儀式である「御鍵渡し」が行われます。遷御祭は、この御鍵渡しの日の深夜に厳かに行う神事です。督殿家の神床に一年間お祭りされた、神号軸(御分霊・神様)が晒で丁寧に包まれます。これに、御供師が付添い無言消燈でお送りします。新しい督殿家の神床に神号軸がお遷りされる重要な祭儀です。この際に、神社の大切な御神宝も一緒に、天井の床の間寄りに吊るした竹の「お棚」に移されます。宮座の新しい長となった督殿は、一年間その部屋にて一人で寝起きをして、早朝に氏子安泰の祝詞を奏上する祭事が日課となります。昔は、このお遷りは人と会わないで行われる事が条件になっており、村人は外出を控え家の明かりも消して気配りをていました。